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書籍化されました

ポールダンスならどこでも食えるかと思った

ポールダンスを始めて、私の人生は確実に良い方向に変化した。
一つ一つ感謝し始めたらキリがないほど、私はポールダンスを通じてたくさんの目には見えない贈り物を受け取ったと思う。
ポールダンスは私に、健康な体と食べていくのに困らない収入を与えてくれた。
会社員を辞めたい!と思ってすぐに辞めることができたのも、ポールダンサーとしてフルタイムで働けば当座は食べるのに困らないとわかっていたからだ。
もちろん水商売なので、普通の仕事と違っていつクビになるかわからなかったり、給料未払いになるかもしれない、とかリスクは多い。
それでもチップもあったし、いざとなったら他にもお店はあるし、とその辺はあまり深刻に捉えていなかった。
もとより上京した時は5万円しか持っていなかったわけで、何も持っていなかったところからの今。怖いものはない。
三畳一間でも暮らせるし、おかずが納豆だけでも別に大丈夫。電車賃がなかったら歩けばいい。
サバイブする術だけは常に考えて生きていた。
そう考えたら、多少のリスクはあれど、ポールダンサーはその日に現金でギャラをもらえるし、夢のような仕事だった。

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「おっぱいが大きかったので会社員を辞めてポールダンサーになった話」が書籍化されました。続きは書籍でご覧ください!

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