編集者の仁田坂です。今日は鼻毛を抜きます。
なぜ我々は鼻毛を抜かねばならないのか
誰しもが経験あることだと思うのだけれども、鼻毛は飛び出ます。
鼻毛は飛び出てても気付かない
鼻毛が飛び出ているのを自分で発見できたのならよし、鏡を使わないと鼻毛は見えませんので鏡を見る習慣のない男子はまず気付けません。
さらに都合の悪いことに鼻毛は暖かい気候のほうが伸びやすく、かつ夜間よりも昼間のほうが伸びる速度が速い。これからの季節、暖房が効いて暖かいオフィスで打合せ中に伸びてることがあるんです。恐怖。
いずれにせよ鼻毛は飛び出るという前提のもと話を進めます。
処理に気を遣っている女性でも鼻毛は飛び出る
それでは鏡を常日頃見ている女性は鼻毛が飛び出ないのかというと、実はぼくが指摘しないだけで女性でも容赦なく飛び出ています。
女性はどうやら鼻毛が出ないと思い込んでいる生き物なのか、よもや鼻毛がピロリンチョしてるハズがない、と信じて普段の生活を営んでいる方が多いように思われます。
鼻毛が飛び出ていることをなぜ指摘できないのか
鼻毛が飛び出ていることを他人に指摘してもらえばいいと思うんですがそうもいかない。我々は他人の鼻毛ピロリンチョを指摘できないからである。
打合せ中、デート中「鼻毛出てる!」なんて指摘しようものなら相手に致命的な精神的苦痛を与えてしまうだろうし、知らぬ存ぜぬで押し通したほうが良い。
というわけで鼻毛は自分でナントカしないといけないのである。
鼻毛カッター、もしくは鼻毛切りハサミではダメなのか
ぼく自身、鼻毛カッターも鼻毛切りハサミも使ったことがあるのですが、けっこうな頻度(1週間に1回くらい)で切っていないとピロリンチョしてしまう感じなのである。油断大敵。
鼻毛脱毛専用ブラジリアンワックス、GOSSO
そこでこれです。ばばん、ブラジリアンワックスGOSSO(ゴッソ)。
ブラジリアンワックスを使うと毛根から鼻毛を除去してくれるため、次に鼻毛が生えてくるサイクルが長くなるとか。鼻毛カッターは1週間に一度使う必要があったがこれならもうちょっと鼻毛のお手入れがラクになりそう。
ブラジリアンワックスは高い
もちろんはじめてのブラジリアンワックス体験である。
ブラジリアンワックスそのものについてホットペッパーで調べてみたところ、VIOラインの施術で5,000円〜13,000円ほど。一時期セックスアンドザシティの影響でブラジリアンワックスが流行りましたが、高いものという印象がある
GOSSOは安い
一方のGOSSOはAmazonで2,000円しませんでした。
中に入ってるのはこんな感じ。
この細長い機具を鼻の中に入れて引き抜くと、固まったワックスとともに鼻毛が抜ける仕組み。
ワックスはこんな感じ。なんとなく飴玉の「ミルキー」のにおいがする。
600Wのレンジで4分間チンしたらブラジリアンワックスが溶ける。
これで準備完了です。
実際に鼻毛を抜きます
抜きます。
溶けたブラジリアンワックスを手に取り1分ほど練る。
芸人がやってるおでんの比ではない。鼻である。鼻に熱いものを流し込んだことがないので不安すぎる。
練っていくと少しずつ冷えて粘りが出てくる。鼻毛がよく絡まりそうだ。
ではこの状態で鼻に突っ込みます。
鼻は温度を感じにくいのか、手で持つとまだ熱いワックスも、鼻に入れてしまえばどうということもなくなる。
むしろ鼻の頭がホンワカして気持ちいいほどである。
2本目。
ズン
この時はまだ気付いてないのだけれど、
このはみ出たワックスが後々悲劇を招くことになるとは……(後半で解説します)
ともかく準備完了です。
箱の説明を見ながら1分間放置。
なかなか抜けない
抜きます。
いや、待って。全然抜けないコレ。
実はこのとき、鼻から溢れたワックスが鼻自体にくっついてしまっていたのだった。
もうこうなったら両方いっぺんに引き抜くしかないね。
フン
待って痛い痛い!
ブチ!
スッ……
鼻はめっちゃ伸びている。
え?あ?取れた。
めっちゃ抜けとるやんけ
もう片方もブチー!
うおおお、抜けた、抜けたよ!
鼻毛抜けた
抜けました(鼻毛のためいちおうモザイクをかけますが、クリックで高解像度鼻毛画像に飛びます)。
ぼくの鼻毛めちゃ太いんですけども、毛根からキレイに脱毛できている。
すごい。あふれたワックスが鼻を引っ張って痛かったけどいまとなってはすがすがしい。
女子にも試してもらいました
反省点を踏まえて女子にも試してもらいました。
ワックスがあふれないように注意。
スポ
こっちの鼻も
スポ
まじか。
そしてそれほど痛くなかったらしい。
どうやら、
- ワックスがあふれないようにすること
- もしワックスがあふれてしまったらあらかじめ鼻からワックスをはがしておくこと
に注意していればブラジリアンワックス痛くないということがわかった。
まとめ
そういえば痛みの基準はハナゲという有名なジョークがあることを思い出した。
via. 痛みの基準はハナゲ
もし「鼻毛を抜いた時の痛みには性差や個人差はない」とすると、GOSSOはおそらく1,000ハナゲくらいいくのではないか。
でも1本鼻毛を抜くほうが正直痛かったし、GOSSOで思い切り抜いたほうが痛くなかったです。
ハマりそう。