クロントム市場のほかにもあった!タイの地元民しか行かない泥棒市場

 タイにはいくつか泥棒市場と呼ばれるマーケットがある。有名なものはバンコク中華街の近く、クロントム市場だろう。

クロントム市場(泥棒市場)

 海賊版DVDや正規品ではないAppleのLightningケーブルなど売られているが、最近はそこまで盗品で固められたものもないと言う。

 クロントム市場は落ち着きを取り戻しているが、チャオプラヤ川の反対側、日本人のあまり行かないエリアにはまだまだディープな場所が存在している。

 物好きな日本人タイ旅行者は、近くにシリラート死体博物館などがあるため足を運ぶエリアかもしれない。

タイの地元民しか行かない泥棒市場

 街を歩き、屋台めぐりをしていたとき、偶然に裏路地で見つけた靴屋さん。どうも様子がおかしい。新しいクツが一足もないのである。

そこにはタイの地元民しか行かない泥棒市場が広がっていた。

 どこから流れ着いたのか、ボロボロの靴がそのまま並べられているのだ。値段はコンバースの靴が70バーツ(約181円)ほど。安すぎる!

 どれも履き潰された印象だが偽物っぽさはない。地元の人に尋ねてみると、ここは泥棒市場ということが分かった。たしかに周りには中古品(?)を扱った店が多い。


 中古品買い取りのようなサイクルをすっとばし、どこかからくすねてきたクツを売っているのだ。タイ人たくましい。

 タイの王宮は国民から崇拝されている。その対岸には、こういった泥棒市場が軒を連ねているのだ。

タイはよく「ほほえみの国」と言われるけれど、貧困の中にあるが故に、いずれ人はほほえまざるを得ない状況があるのかもしれない。たくましく生きているタイの人を見て思わずぼくもほほが緩んでしまうのだった。

タイの地元民しか行かない泥棒市場